レガートのイメージ

先日、大人の生徒さんのレッスンをしている時に、16分音符をレガートで弾く際のイメージをお伝えしました。

勿論テクニックが一番必要ですが、まずイメージしてからだと弾きやすいかな、と思いました。

 

楽譜に書いてある音符の羅列を見ると一つ一つの音が点のように並んでいますが、その点と点との隙間を限りなく近付けて幾つもの点を並べていくと、一本の線になります。

私の中で、特に速いパッセージをレガートで弾くということは、そんなイメージがあります。

 

実際に私が生徒さんの横で弾いて、それからレガートのイメージについてお話ししたところ、生徒さんの演奏がそれまでより滑らかになりました。

 

演奏する時に、イメージからアプローチすることも大切ですね。